パートナーの妊娠を望む男性に知っておいて欲しいこと

胡桃です!

この度子育てのカテゴリーも追加しブログを書いていけたらと思います。

妊娠や子育てについての基礎知識はもちろん実体験も含めて男性目線、そして看護師として参考になればと思います。

第一回のテーマは妊娠を望む男性に知っておいて欲しいこととさせていただきました。

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目次

妊娠前の基礎知識 男性向け

基本的に妊娠は女性よりも男性が先に気付くということは非常に困難です。

理由としてはパートナーといえど生理周期を完全に把握することは困難ですし、生理の感覚は人によって早かったり遅かったりするものなので少し遅いくらいだと妊娠なのかそうでないのかはわからないものです。

しかし、可能性があるということはお互いにある程度はすべきものだと思います。体調を気遣うという点もそうですが、整理が遅れているということも正常ではないためお互いに話し合っていくことが重要だと思います。

性についてなかなか話せないというパートナーもいるかと思います。しかしその壁は避けては通れないものですし聞くことが恥ずかしいことでもありません。むしろ女性にとっては気にしてもらっているということにもつながりやすいかと思います。

妊娠の可能性がありそうであれば妊娠検査薬を購入するなどもしても良いと思います。

女性は自身の身体なのである程度は「もしかして」というセンサーが働くと思います。ご自身でこっそり調べる人もいるかと思います。男性はそのあたりも気にする必要があります。もちろん検査で陰性の可能性もありますし過剰に反応することもよくないかと思います。

気にすることも難しいという人はパートナーから妊娠陽性を伝えられてからスイッチを切り替えていく必要があります。

まずはパートナーとともに喜びを分かち合いつつ妊娠とは何かから調べ、何をしなければいけないのかを把握していく必要があります。

もしかしたら妊娠のサイン

・妊娠に気付く1番のきっかけは月経(生理)の遅れです。排卵しても妊娠が成立しなかった場合は子宮内膜が剥がれて血液と一緒に月経として排出されます。しかし受精卵が子宮内膜に着床すると内膜が剥がれ落ちずに成長を続けるため月経が起こりません。

・次に基礎体温をつけている場合ですが、高体温が続くと妊娠のサインの可能性があります。予期せぬ妊娠の場合は別ですが、基本的に妊娠を望む場合は基礎体温表をつけ毎朝安静時の体温を測定するのが良いと思います。

排卵後2週間程度高温期が続くのが通常ですが、高温期が3週間以上続くようであれば妊娠の可能性があります。基礎体温表を2人で確認すると良いでしょう。

・体の変化や精神状態の不安定でも妊娠が分かることがあります。女性ホルモンの変化により眠気やだるさ、疲れやすさやお腹のはり、頻尿、おりものが増えるなどもサインの可能性があります。

妊娠検査薬の注意

妊娠検査薬は薬局などで購入することができます。妊娠するとhCGというホルモンが分泌され尿中にも排泄されるため、採取した尿に含まれるかどうかで陽性・陰性がわかります。

注意点は以下になります。

・適切な時期を守って使う

基本的に生理予定日の1週間後程度が目安となります

・定められた反応時間にチェックする

尿をかけてから時間があくと陰性なのに陽性になることもあります

陽性反応でも妊娠とは限らないので注意が必要です

陽性反応が出ると喜びたくなりますが、まずは落ち着いてください。

異所性妊娠や胞状奇胎、絨毛がんなどhCGが分泌される病気の場合にも陽性反応が出る場合があります。

病気ではなくても反応の間違いもあります。

陽性が出たら必ず受診し確認するようにしてください。

男性向けの本は少ない

どうしても妊娠は女性が主体になってしまうため、男性は実感しにくくまた何をすれば良いのかわからないという人も多いと思います。

そして何より妊娠したら何をすべきかという本は多くありますが、男性がすべきことが載っている本が少ないことも現状です。

妊娠とは何かと先々まで見据えて行動していくことが重要となります。

妊娠がわかっても男性の生活スタイルにはなかなか変化が出ないかもしれませんが、気遣いの気持ちを意識できるようにすることが重要です。

また初産の場合はお互いに不安であるということは間違いありません。サポート環境を確認するとともに、何かあったときの対応や今後の働き方などについて2人で話し合うなどコミュニケーションを増やしていく必要があります。

妊娠を望む時点でやること

妊娠を望む場合に男性ができることは健康に過ごすことももちろん重要ですが、感染症についても理解しておく必要があります。

特に風疹については自分が抗体があるのか健康診断の結果などを探しておく必要があります。

妊娠を望む配偶者を対象に自治体が抗体検査に対して助成をしている場合もあるので調べておいても良いと思います。

妊娠がわかってからだと妊婦の抗体が低くないと助成対象にならない場合があるので注意が必要です。

まとめ

重要なことは不安を分かち合うことと今後について2人で話し合うことです。

嬉しいという気持ちがある一方で大変なことも多くあります。

身体の変化のある女性だけの問題ではなくそれをどのように支えていけば良いのか考え行動していくことが大切です。

まずは妊娠とは何か、何が辛いのか、何をしなければいけないのか調べてみることからが父親になる第一歩です。

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この記事を書いた人

看護師・保健師 胡桃 30代メンズナース
訪問看護師をしています。

妻と子とのんびり暮らしています。
メインは看護・育児・お金などになりますがノンジャンルで発信していきます。

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