こんばんは!
今回は漫画「ARIA」の魅力についてお伝えしようかと思います。
すでに読んだことある人もそうでない人もARIAをより好きになっていただければと思います。
しかしネタバレは極力控えようと思うので気になったらぜひ読んでみてください!
漫画「ARIA」とは
「ARIA」の作者は天野こずえさんという方です。「ARIA」の他にも「浪漫倶楽部」や「あまんちゅ!」なども描かれております。
「ARIA」の前に「AQUA」という作品が出ており出版社が変わることで改題されておりますが同じ世界観での作品となります。
ARIAの魅力〜情景・世界観〜
ARIAの世界観ですが、作品の舞台はテラフォーミングされた後の火星となっておりますが、舞台のモデルは現在のベネチアをモデルとしており、ネオ・ヴェネツィアの名前で登場します。ベネチアのカーニバルなどの風習や伝統行事なども受け継がれており雰囲気を味わうことができます。ちなみに地球(作中ではマンホームという)のベネチアはアクアアルタ(高波)により水没してしまっている設定だそうです。
イタリアやベネチア独自の建物や世界観も再現されており、非常に柔らかい作風と相まってとても綺麗な風景も感じることができます。
そしてなんと言っても舞台は水上都市ということもあり街を流れる水路とゴンドラが主に登場することになります。これがまた現実のゴンドラもモデルとされており非常に綺麗です。ちなみにイタリアまで行かなくてもディズニーシーでゴンドラのアトラクションが再現されていますね。
ARIAの魅力〜ストーリー〜
ストーリーはこの水上都市のゴンドラで街を案内する水先案内人(ウンディーネ)という職業で1人前を目指す水無灯里がゴンドラ観光会社に入社して成長する物語となっています。水先案内人って何!?という感じですが、実際にベネチアにいくとわかるのですが、ゴンドラで街の案内をする観光案内をすることが観光業としてあります。街の説明はもちろん、歌を歌ったりもします。
実際のベネチアではゴンドラ乗りは男性の職業として定着しているのですが、漫画の中では女性の職業として描かれています。それがとても美しいのですが。
そして同じウンディーネの1人前を目指す友達や指導者とも出会い主人公が成長していく姿が描かれます。
ちなみにストーリーの展開は非常にゆっくりであり日常のパートなども多くあるため読んでいてもゆっくりと時が流れます。
ARIAの魅力〜キャラクター〜
魅力的なキャラクターは数多くいますがなんと言っても主人公灯里のポジティブさが一番の魅力ではないかと思います。困難があっても常に前向きに考える、なんでもない日常をいかに楽しむことができるか、人との上手な関わり方など、日常の大切さなど現代の忙しい社会人にとって忘れがちな何かを思い出させてくれる作品かと思います。
もちろん迷ったり悩んだり、時には努力したりと様々な経験を経て1人前になっていく姿は非常に魅力的です。
ARIAの魅力〜音楽〜
このARIAという作品はアニメ化や映画化もされており、映像美はもちろん音楽もとても素敵なものになっています。作品にあったゆったりとした曲調が多くとてもマッチしています。個人的なお勧めは第3期オープニングの牧野由依さんの歌う「スピラーレ」という曲がとても素敵だと思います。
まとめ
海外旅行になかなか行けないご時世ですが、ベネチア気分を味わうのにはとても良い作品です。
忙しい日常を忘れることもできるのでとてもオススメです。
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