ワーホリで語学学校に通うべきか

こんにちは！胡桃です！

ワーホリでせっかく１年間も海外に行くなら英語を話せるようになりたい！という思いで行く人も多いのではないかと思います。
しかし海外に長くいれば英語が話せるようになる！というのは完全に嘘です。
言語は使わなければ伸びないですし、話せるようになりません。
０から始めるのとある程度話せるのとではスタートが違うのでゴールも変わってきますが努力の仕方によって伸びも変わってきます。
そして行く前にもある程度準備をしていくことが重要になります。

語学学校に通うかどうか決める

語学学校ですがエージェントなどを通すと勧められることが多いかと思います。しかし割と高い授業料を払わなければいけないためよく考える必要があります。
そして重要なポイントですが語学学校に行ったから話せるようになるということもありません。
まずは決める前に語学学校について調べて理解する必要があります。

結論から言うとお金に余裕があるのであれば英語初級者も上級者も通って損はないかと思います。

目的を考える

英語を話せるようになるため！ということは前提ですがどの程度話せるようになりたいのかということが重要です。
日本に帰ってから英語を使って仕事をしたいというような高い目標を持っている人はそもそもワーホリはやめたほうがいいです。留学して現地の学校に通ったほうがいいです。
ワーホリに向いているのはあくまでも日常生活のレベルで不自由なく英語を話せるようになりたい。程度が最大かと思います。
同じワーホリをしている人にも数多く出会いましたが、ワーホリのみで英語が話せるようになった人は私が出会った中では一人もいませんでした。
そのため1年という限られた中でどの程度のレベルに到達したいのかは重要かと思いますのでよく考える必要があります。
TOEICの点数をあげたいというような人もいるかと思います。もちろん１年間勉強すれば上がると思います。しかしそれなのであれば日本でも十分あげることは可能と思いますので目的にはしないほうが良いかと思います。あくまで会話をできるようになるということを目的としたほうが良いかと思います。そしてワーホリで自分を変えたいという人には向いているかもしれません。

自分に合った場所を選択する

自分の住む地域がある程度決まっている場合は、そこの近くの語学学校を探す必要があります。エージェントなどを通して申し込む場合は選択することができないかもしれませんが、特徴は教えてもらえると思います。
日本人の少ないところは少し郊外になってしまったり、立地が悪かったりもするので注意が必要です。ちなみに日本人が少ないところをと思っていく人もいるかもしれませんが、大事なのは日本人の多さではなく自分の事前の英語力となります。
なぜなら下のクラスには日本人が多く（話せないため）、上のクラスに入れさえすれば日本人は必然的に少なくなります。

クラス分けについて

語学学校に入学するとクラス分けが初めにあります。概ね５クラス程度に分かれることが多く初級から上級までレベルごとに分かれることになります。テストがあったり先生との面談で決まることになるためここで上を目指すことが重要となります。遠慮して自信がないからと下のクラスに入ると気持ちは安心かもしれませんが結果的に話す機会が失われ損することになります。
話せるようになるために入学するのに初めから話せないといけないなんておかしいと思われるかもしれませんが、理由は簡単です。

授業で習うことは日本人が学校で習う内容と一緒だからです。
つまり文法を英語で習うということになります。スピーキングの授業などはありますが結局のところは英語を話す機会の一つでしかないというところに注意が必要です。
実際半年以上通っていても全然話せないという人も多くいました。にもかかわらずクラスは自動的に上がっていきついていけなくなるとやる気もなくなり焦りが強くなるばかりです。
ちなみに日本人は文法については世界でもトップクラスなので授業自体はそこまで難易度が高いものではありませんでした。
しかしやはり日本人は話せないのです。文法を気にしてしまいミスを恐れる、間違えたら恥ずかしいということが原因です。クラスに日本人がいたら尚更そのような気持ちになってしまいます。
クラスのスイス人などは文法は間違え、単語を並べるだけですがとにかくよく話していました。結局会話というのは間違えていても通じるのです。
学校に通うのであれば話す機会を作る目的として、多国籍のクラスメイトと話すことを中心に行うということを念頭におく必要があります。日本人同士の交流は生活に必要な情報を集めるためや息抜きに活用するのが良いでしょう。

とにかくアクティビティには参加する

学校の特徴としてアクティビティがあります。授業後海へ行ったり、山へ行ったり、スポーツをしたりと場所などによってもできることが違ったりそもそもアクティビティの量にも差があるため少ない場合はその機会を無駄にしないようにしましょう。
経験にもなりますし何よりいろんなレベルの人と話す機会にもなるため友達が増えたり、上の人と話すことができたりします。
アクティビティをしながらなので無理に話題を作る必要もないですし、楽しみながら話すことができます。

復習する

ここが最重要ポイントです。学校なので宿題が出ます。しかしそれは特に重要なポイントではありません。
大事なのはその日言いたかったのに言えなかったことを調べるということです。これを繰り返していくことが話せるようになる重要なポイントです。
同じようなシチュエーションはいくらでも出てくるのでそこで少しでも言えるようにすることが重要です。
もちろん応用できることも大事ですがまずは定型分を覚えることが先決です。ここまでやって初めて学校に通う意味があるかと思います。

まとめ

基本的には語学学校に通う場合は１ヶ月〜３ヶ月程度の期間となると思います。
そのため事前にどのような計画で過ごしていくか考える必要があるかと思います。何もしなければ本当に日本語を使って終わってしまいます。
学校に通うために最低限の英語を覚え、活用する機会の場として語学学校に通うことが重要です。

その他海外の友達を作りたい、海外に慣れたい、いろんな体験をしたいということが目的なのであれば事前に勉強せずに行っても良いかと思います。