心電図検定2級の難易度、勉強法について解説

こんにちは!

今年の1月に心電図検定の2級を受け合格したのでまとめたいと思います。

昨年の申し込みは申し込みのサーバーが落ち、受かるよりも受けるのが難しいとX(旧Twitter)では言われていました。今年は改善しマイページの作成が先にできるようになり会場もキャパシティを広げての対応になったため、心電図検定の認知度が上がっていることを感じさせられます。今年はもう申し込みも始まっており、試験日も年末へと変更になっているために今後も色々と変更がある可能性もあります。

試験の難易度や形式は今後も変更される可能性もあるためあくまで参考までに閲覧ください。

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目次

結論

結論から言うと心電図検定2級の難易度は心電図の読み方の基本方針をはっきりと理解し、基本波形はもちろん、ある程度の応用パターンにも対応できる必要があります。そのため循環器に日々触れていない人にとってはやや難しい難易度と言えると思います。

3級まではテキストの丸暗記でも対応が可能な部分もありましたが、2級からはより疾患も含めて理解し心電図の時間的変化や定形外の波形についても触れておく必要があります。

難易度

公式サイトの2級の説明は以下になります。

レベル心電図の中等度~高度な判読力を有するもの
一般循環器医、循環器勤務ベテランメディカルプロフェッショナル問題構成・制限時間マークシート方式:90分程度
出題数:50問問題の目安12誘導心電図を題材として、基本的な心電図所見、不整脈、虚血性変化を問う問題だけでなく、疾患による心電図所見の判読や、ペースメーカの心電図の判読に関する問題なども出題されます。
例)電解質異常による心電図変化など

こちらの記述からもわかるように心電図の中等度から高度となっており基礎から応用まで出題されることがわかります。

出題の波形についてはテキストに乗っているすべての波形が満遍なく出ると思っていただいて良いと思いますが、年によって多く出るものと少なくなるものなど偏りがあるようです。

勉強法

テキストに関しては基本的なテキストからは卒業し実力心電図やパーフェクトマニュアルを中心に読み込んでいくことが良いと思います。ただし、これらのテキストは心電図の波形の量が不足していくために苦手な分野に関しては各論のテキストを購入する必要があるかと思います。

また、心電図検定公式問題集に関しても4級、3級等ですでに解いている場合も再度周回を行い、各選択肢の選択、場外を根拠を持って解けるようにしましょう。

加えて、やはりYouTubeもメインでの教材になるために苦手なジャンルや不明確なものについては補完できるように使用しましょう。

ただしあまりにも手を広げ過ぎてしまうと中途半端になってしまうために自分に合ったテキストを利用し、自信を持って答えられるように数をこなしていきましょう。

感想

2級からはディバイダー必須になります。洞房ブロックと洞停止の鑑別や完全房室ブロックの判読など細かい部分も要求されるために購入をお勧めいたします。(定規でもできなくはないですが)

また時間との勝負にもなってきますので心電図を見て、方針を決めて、判読をするために数をこなしておく必要があります。わからないものは飛ばしたり、10秒で解けるものと時間をかけて判読が必要なものなども見極めが必要になってくるために十分に勉強する必要があります。

勉強時間は3級に受かってから毎週2〜3時間程度は勉強しました。仕事等でなかなか勉強時間が確保できないこともありましたが、日々の積み重ねは重要だと思います。

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この記事を書いた人

看護師・保健師 胡桃 30代メンズナース
ゆら訪問看護ステーションにて所長をしています。

妻と子とのんびり暮らしています。
メインは看護・育児・お金などになりますがノンジャンルで発信していきます。

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