こんにちは!胡桃です!
前回は訪問看護に必要な看護技術について記事を書きましたが看護とは関係なく訪問看護をやっていく上で必要なスキルについてご紹介いたします。
訪問看護師に必要なスキル①運転技術
1番初めに忘れてはいけないのが運転技術です。看護師とは全く関係なく免許も持っていないという人もいるかもしれませんが、訪問看護では車で移動することが多々あります。東京などの訪問看護ステーションでは自転車で移動することも多いかもしれませんが、基本的に車での移動が必須となると思います。逆にいうと車を運転できなければいくら看護技術があっても訪問すらできないことになります。
もちろん練習すれば上手くなる技術ではありますが、事故などがあると仕事にも支障が出てしまうので安全運転を日頃から気をつける必要があります。
車については会社から貸し出すこともできるステーションも多いため必ずしも持っていなくても働くことができる場合もありますが事前に確認が必要です。
聞くところによると免許を取るところからサポートのあるステーションもあるそうですね。
必要なスキル②自己管理スキル
続いて自己管理スキルとして、体調を整えるということはもちろんですが、スケジュールを管理する能力が非常に重要になってきます。自分の訪問スケジュールについて忘れない工夫が必要であり手帳やグーグルカレンダーなどを活用する人が多いようですが、当日時間が変わったり、振替で曜日が変わったり、月1回の訪問があったりと訪問を忘れないようにする必要があります。
自己管理ができていないと訪問間違いや訪問忘れなどが起こるためトラブルに発展する可能性が高いです。このスキルについてはある程度性格なども関わってくるため苦手な人は自分に合った方法を見つけていく必要があります。
必要なスキル③コミュニケーションスキル
続いてコミュニケーションスキルですが、病棟でも連携は非常に重要になってきますが在宅の場でも同じです。
看護でのコミュニケーションはもちろんですがお家にお邪魔するため基本的なマナーも含めて丁寧なコミュニケーションの技術が必要になります。看護師は社会人としてのマナーを教わる場も少ないため常識がない場合も多いのでビジネスマナーの本を1冊買って読むと良いと思います。名刺交換なども多いため社会人としての基本的なマナーは身につける必要があります。
もちろん連携をとっていく上での報告や共有なども業務の中で多くあるため外部とのやりとりに気をつける必要があるという点で病棟とは異なることになります。
訪問看護の特徴として営業業務も行わなければいけないため挨拶など基本的な人間性は必要になります。営業スキルについてはそこまで必要ではないので定形文などを作成し何度か場数を踏むことでこなせるようになると思います。
必要なスキル④臨機応変に対応するスキル
最後に臨機応変に対応するスキルですが看護師であれば必須のスキルになるため改めて身につける必要はないですが、在宅の場合は各家庭によってやり方やこだわり、関わり方なども変わってくるため本人や家族に合った関わりが必要になります。
正しいことを伝えたつもりでも後からクレームになるということもよくあるため性格や相性なども考慮し訪問を行う必要があります。
まとめ
今回は訪問看護師に必要なスキルをご紹介いたしましたがいかがでしたでしょうか。
どんな仕事でも臨機応変に対応することが必要になるとは思いますが、看護師の世界では一般的な社会人としてのマナーや常識とは少し違う世界ということもあり基本的なビジネスマナーなどについては在宅看護ならではのスキルではないかと思います。
訪問看護師で看護以外に困った時は一度自身の性格やマナーについて振り返ってみるのも良いかもしれません。
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