新人にとってよいのは急性期か?慢性期か?

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1.新卒で入るには急性期か?慢性期か?

新卒で病院を決める際、ここにいきたいからもう決まっている!という人は良いと思いますが、少なからずどちらにもメリットやデメリットはあり選択に迷うこともあるかと思います。

もちろんどちらがよいという決定的なことはありませんが、メリットやデメリットを知って選択する際の参考にしていただければと思います。

何がやりたくて看護師になったのか、これがはっきりと決まっている人はあまり迷うことはないかもしれませんが、急性期より慢性期の方が楽なのではないか?技術は急性期の病院の方が学べるのではないか?急性期は忙しすぎて大丈夫か?など様々な不安があるかと思います。

2.慢性期だと技術は学べない?

慢性期の病院だと技術は学べないのか?というとそんなことはありません。基本的な技術はどこでも使用するものなのでやること自体は同じなのです。

そして急性期の病院に行ったからといって全ての技術が学べるわけでもありません。何科に配属になるかによって結局のところ必要な技術は変わってくるため全てを網羅することはできないでしょう。

行った先で使用する技術を一つ一つ身につけていくことができれば特に問題ないというわけです。

強いていうのであれば内科などは全ての科の患者さんや疾患がくることが多いため様々な技術に触れることができるとは思います。

3.急性期だと看護できない?

そして急性期だとゆっくりと看護できないのではないかという質問もよく聞かれます。

確かにやることも多く変化も激しいため自分のしたいケアをする時間はないかもしれません。しかし、急性期で治療を行うこと、そしてそれをサポートすること自体に看護としての意義があるためそれも看護の一つなのではないかと思います。

ゆっくりと足浴すること、ゆっくりとお話を聞くことはできなくとも短い時間の中で最善を考えていくことが看護ではないかと思います。

慢性期の病院であっても受け持ち人数が増えたり、処置やケアなどやらなくてはいけないことはつきないため、慢性期だから楽ということも結局のところないのではないかと思います。

どのように相手と向き合っていくかは結局のところ本人の看護観や性格、仕事に対する姿勢次第なのではないでしょうか。

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この記事を書いた人

看護師・保健師 胡桃 30代メンズナース
訪問看護師をしています。

妻と子とのんびり暮らしています。
メインは看護・育児・お金などになりますがノンジャンルで発信していきます。

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