胡桃です!
本日は私が看護師になってよかったことを3つほど絞ってご紹介しようかと思います。
ちなみに私は看護師としてはおそらく優秀ではないです。机上の勉強は苦手ではなく勉強するということ自体にもそこまで抵抗はありませんでしたが、頭でわかっていてもできないことはやっぱり多いものですね。
日々大変なことももちろんあります。学生時代もとても大変でした。
しかし自分が選んだ道なので後悔はしていないと思っています。来世があったら看護師は選ばないと思いますし、今でも他にもやりたい仕事もあったりしますが(笑)
仕事をするからには楽しく働きたい。そんな思いを込めてご紹介していきたいです。
今回は結論からではなく一つずつ紹介させていただきます。
多くの人の考え方に触れることができるということ
看護の対象は生まれる前から死ぬまで様々です。人の人生にふれていくということが自分の人生で大きなメリットになると思います。いろんな人の生き方を知ることができて自分の人生の参考になる。これは他の職業、他の医療者でも体験できないことではないかと思います。その人の生き方について考えていくことが看護の本質にもつながってくると思うからです。
もちろん自分の人生を生きるだけでも大変なのに人の人生まで抱えていくというのはとても責任のあることだと思います。しかしそれが一番の看護師としての仕事なのだと思います。
以前看護観についての記事を書いた際にお金のために割り切るということも大事と書いた記憶がありますが、それも一つの考え方ですが、看護師として働く以上はロボットのように働くということは難しいことではないかと思います。
コミュニケーションを取らなければ仕事自体が成り立たないですし、無感情で看護するという人はできないのではないかと思います。看護師がロボットに変わる時代が来るのかはわかりませんが、感情を考慮する役割は看護師が一番大きいのではないかと思います。
生きるということがどういうことなのか、その人らしさとは、そして自分らしく生きるとはどういうことなのか。答えのでない哲学的な疑問ばかりですが、それを考えていくとても深い仕事だと思います。
毎日が変化の連続であるということ
単調な仕事というのは多くありますが、看護はその真逆に位置する仕事ではないかと思います。もちろん、毎日体調が変わるということについてはないこともありますが変化は多くあります。体調、治療段階、生活、リハビリ、考え方、方針、家族関係、季節、環境、気温、気圧、気分の上がり下がりなど関わるごとに全く同じということはないのではないかと思います。その分考えることは多いですが、看護に飽きるということはないのではないかと思います。答えのない中でやっていかなくてはいけないことだと思うので、毎日学んでいくことは必要になりますが同じ業務でも相手が人間である以上は変化があるためそこが面白い部分ではないかと思います。
自分そして誰かのためになるということ
この部分が一番のやりがいと言っても良いのではないかと思います。社会的欲求が満たされる部分だと思います。
良くも悪くも人の人生に影響を与えてしまうため自分の知識や経験がなければ悪影響になってしまう可能性はもちろんありますが、誰かを助けたいという思いを持っている看護師がほとんどではないでしょうか。お金100%という人ももしかしたらいるかもしれませんが極少数かと思います。
人のために働くということは仕事をする目的としては十分ではないかと思います。自分が生きるために働くというのももちろん一つの考えですが、どうせ働くなら誰かのためになった方が良いと思うのです。
看護師として働くと多くの看護師に当然出会います。その中には適当な人も怖い人も文句ばっかり言う人もいろんな人がいろんな考え方を持って働いていました。それでも状態を悪くしようと思って働いていた人は一人もいなかったように思います。
看護観も働き方も関わり方も人それぞれですがそれって素敵なことだと思います。
まとめ
今回はお金に関してはメリットには入れておりません。高給取りと言われる看護師ですが、それは人それぞれであり業務量に見合うお金を貰っているかどうかは人それぞれの考え方があると思うからです。働き方も人それぞれなので給料も人それぞれだと思います。
これから看護師を目指す看護師が少しでもなってよかったと思える職業になり、そして働く中でそんな環境づくりができたら理想だと思います。
まだまだ可能性は無限大の職業です。
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