胡桃です!
今回は看護師の働き方について考えていきたいと思います。
看護師の働き方は多種多様ですが、基本的に夜間の勤務というのは考慮する人も多いのではないかと思います。
というのも高給と言われている看護師ですが夜勤やオンコールなど夜働くからこその高給という側面が大きいからです。
もちろん夜間の勤務は初めの面接や契約時に確認されるもので必ずしもやらなければいけないものではありませんが、稼ぎたいという人は選択肢に入る働き方かと思います。
夜勤やオンコールについてのメリットやデメリットをお伝えできればと思います。
結論
結論から言うとどちらも大変というのはわかる部分かと思いますが、性格やその人の生活リズムによっても向き不向きは変わってくるものと思われます。
また忙しさも環境によって変わってくるためなんともいえませんがやってみてこれは大変と思ったら回数等検討していくのが良いと思います。
身体を壊さないことが最優先となります。
それではメリットやデメリットについてみていきたいと思います。
夜勤とは
夜勤とは主に病院看護師の働き方であり、2交代であれば日勤・夜勤、3交代であれば日勤・準夜勤・深夜勤のように区別されます。給料についても夜勤手当として支給されるものでこちらの手当ても病院によって差があります。大変だけど手当てが高いという場合は悩むところではありますが、大変なのに手当てが安い場合は夜勤をやるメリットはほとんどないと思います。病院ではなく施設看護師なども夜勤がありシステムは同じです。
受け持ち人数も日勤よりも増えることがほとんどであり大変なところでは1人〜2人で全患者を見なければいけないということもあるようです。当然急変なども起こりえたりナースコールもなったりするため患者の質によって大変さは変わります。
新人看護師は上の人と一緒に入ることになると思いますが、相性が悪いととても大変です。私の経験ですがどれだけ忙しくてもメンバーが良ければ乗り切れますが、落ち着いている夜勤でもメンバーが悪いとそれだけで大変です。
まとめるとメリットとしては手当てが高い、落ち着いている環境であればゆっくりと働くことができることだと思います。
デメリットは手当てが低いとやる意味があまりない、急変やナースコールが多いと大変、メンバーが悪いとそれだけで大変になることかと思います。
また、2交代の場合は16時間以上働くことになるため(仮眠や休憩などは1〜2時間程度・忙しいととれないこともある)2日分の勤務になる部分は良い点ともいけるかと思います。
体力のある若いうちは夜勤で稼ぐという選択肢もあったり、夜勤専従という働き方も存在するためやる気がある人は検討の余地があると思います。
夜は指示も出ないことが多いですが、状態が変わるとやはりいるメンバーで対応しなければいけないので大変です。
そして当直医が忙しかったりやる気なかったり怖かったりするとさらに大変です。
オンコールとは
オンコールは訪問看護の夜間の電話番になります。オンコール契約というものを各利用者様に合わせて契約し何か状態が変わったり、相談事があれば電話がかかってくることになります。当然必要であれば訪問し対応していく必要があります。
手当てに関しては訪問看護事業所によって様々ですが、夜勤手当よりは安い場合が多いです。電話がかかってこなければ待機しているだけなので待機料のみとなってしまうため長時間拘束される割には少ない場合がほとんどです。拘束と言っても基本的には自宅待機という形がほとんどかと思いますのですぐに対応できる状態であれば何をしていても良いことが多いです。もちろん訪問を考慮するためお酒などは飲めませんが。
夜勤と違うのは日勤で働いた上でオンコールをもち待機することがほとんどということです。つまり朝から夜まで働いた後に待機をする日があるということです。そしてオンコールを持つことのできるスタッフが少なければ少ないほどオンコールの日が増えるということになります。場合によっては管理者が全て対応するというステーションもあるようです。
メリットとしては普通の給料に加えて働きたい分だけプラスアルファで働くことができるため頑張ったら頑張った分だけ給料が上がるということかと思います。結局お金ですが。
デメリットはいつ電話がかかってくるかわからないという不安がストレスになる人は身体的にも精神的にも疲弊するということです。平日の半ばであれば次の日も仕事があるにもかかわらず夜間呼ばれたり、電話対応して寝られなかったりするなどであまり睡眠時間がとれない日もあります。ステーションによっては代休や時間給、時差出勤などで対応することも可能なようですがそのような対応がない場合もあります。
また、一人で判断し対応しなければいけないという点もあります。普段訪問していない人に関しても対応しなければいけない場合もあり判断力や技術が求められます。
寝ている時に起こされることももちろんありますし、頻回に電話がかかってくるお宅もあります。
精神科対応の訪問看護ステーションなどは精神の利用者さんからも何度も電話がかかってくることもあり、不安の相談だけではなく雑談の対応などもしなければいけないこともあります。
夜勤とオンコールどちらが大変か
どちらが大変かということに関してですが両方やった私の感想になりますが、睡眠の時間を確保したい人やいつかかってくるかわからない電話が怖い人はオンコールは向いていないと思います。また、体力に自信がない人や夜働き続けるという生活リズムが合わない人は夜勤は向いてないかと思います。
どちらも経験に関しては慣れもあるため経験が少ないからできないということはないと思います。
まとめ
お金のためとはいえ夜に働くことは自身の生活リズムに少なからず影響するため働きすぎることはよくないと思います。
体調が悪くなったら無理をせず上司に相談し回数を減らすことが望ましいと思います。
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