看護学生のための実習の乗り切り方について解説

こんにちは!胡桃です!

本日は看護学生の実習についてどのようなものか解説していきます。

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看護実習とは

領域別実習や統合実習などこれから始まると言う人もいればもう始まっていると言う人もいるかと思います。
一つでも落とせばおそらく留年となってしまい、卒業できないこともあるため一つたりとも手を抜くと言うのは難しいことと思います。また、連続して2週間や3週間いかなければいけないため休息の取り方や勉強の仕方なども気になってくる部分かと思います。学校や指導担当者によってその難易度は変わってくるようであり、出席しある程度の記録を提出すれば単位がもらえるところもあれば、ある一定数の合格ラインが決まっており1割程度は落ちると言うこともあるようです。国試に受からなそうな人を選別していると言う噂もありますが、、、。
実習の流れ自体はどこも同じような流れと思いますが、看護師特有の軍隊のような挨拶や厳しい指導などは医師の間でも有名なようです。主な流れについてご紹介させていただきます。

実習の主な流れ

1.学校にてスケジュールやグループ分けを配布される。
仲の良い人と組めれば良いですが、先生方の中である程度テストや評価などを元に均等になるようにしているようです。もちろんランダムのところもあるでしょうけれども。また、カップルなどは離れさせるなどの情報収集を先生方はしているとかしていないとか。
2.グループ内でリーダーを決める。
主にリーダーは挨拶の担当となります。ジャンケン等で決めることが多いですが、リーダーになってもあまりメリットはないように思います。自己アピールしたい人などは向いているかもしれませんが、良くも悪くも目立ってしまうため男子学生が選出されることも多いです。
3.山のような課題が出される。
各領域ごとに課題が出ることが多いです。知識や技術についてはもちろん気をつける内容や年代ごとの特徴などまとめていく必要があります。
4.実習初日もしくは数日前に受け持ちが発表される。
患者さんの都合もあるため当日に変わることもあります。安定している人を選んでくれていますが、急性期の病院などは術前や術後などを受け持つこともあります。基礎疾患やそれに対する看護は必ず知っておかなければならないため一番勉強が必要なのが始まってからの数日かと思います。受け持ちが変われば記録や看護計画などはやり直しになるのでさらに大変になります。
5.病棟など現場へ挨拶
「〇〇大学、〇〇年生、〇〇名本日より実習させていただきます。よろしくお願いいたします。」名物の挨拶になってますね。
この風習なんとか変わらないものでしょうか
6.担当看護師へ挨拶
担当看護師は毎日変わる場合もあればプライマリー性をとっていれば患者ごとにメインとしてついているスタッフがいるため挨拶をすることになります。ここで所謂怖い看護師に当たってしまうと実習の難易度が跳ね上がります。もちろん何かあればそのスタッフが対応することになるため優しいことが必ずしも良いとは限りませんが話しかけやすいかどうかは非常に重要です。1日の流れや計画が決まっていれば報告することになります。
7.情報収集
主に電子カルテや紙カルテなどで情報を集めます。領域によってはスタッフに聞かないとわからないことも多い場合があるため時間を見つけて情報を集めます。
8.患者さんへ挨拶
9.ケア開始
同行で後ろについていくこともあれば、情報収集でステーションにいる場合、患者さんとお話しにいき情報を集めたり、必要なケアがあれば実施することもあります。
10.記録(当日記録、アセスメント、関連図、プラン変更など)

記録について

実習として現場にいる間も大変ですが、記録がもっとも実習の大変な部分かと思います。およそ夕方には終わる実習ですが、帰ってからその日の記録を書き、次の日の計画を立てなければいけません。もちろん知識がないと書けない部分も多くあり特に関連図は情報量、知識、理解度がよくわかる部分であり、これのできでも大きく評価変わる部分かと思います。
効率の良い人であれば帰ってすぐにやって夜には終わることもありますが、中には徹夜となってしまったりする人もいるため時間の使い方は人それぞれです。私は夜に記録するために帰ってまず寝ていました。

諦めて寝ることも必要

残念ながら記録には終わりがありません。勉強に終わりはないですし、わからないことも多い状態でかけることも限られてくるからです。次の日のプランが白紙ということであれば問題ですが、まずは空欄がないことを目指して記録することが重要かと思います。期限に間に合わなければ何もなりませんので。

メンタルがやられた時は

当然(当然でなくなることを祈りますが)指導者に怒られたり、看護師に怒られたりして精神的にしんどい状態になることもあれば、寝れないことで身体的にしんどい状態になることもあります。体調が悪くなれば患者さんにとっても休むという選択を取らざるを得ませんが、寝不足程度であれば次の日にはいかざるを得ないかと思います。
人格を否定されボロボロ、もう辞めたいということももしかしたらあるかもしれんません。
しかし大事なことは期間が決まっているということです。必ず終わります。
仕事であればその環境で、そこにいるスタッフとずっと働かなければいけませんが実習に関しては終われば他人に戻ります。
あなたの目指してきたゴールがたった数週間しか関わらない、たまたま合わなかった指導者たちによって挫折させられることはあってはいけないと思います。
実習ができなかったからと言って働いた時にもできないとは限りませんし、看護師にも働き方はいろいろあるため全ての道が閉ざされるわけではありません。どうか辛い時はこの記事を思い出していただければと思います。

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この記事を書いた人

看護師・保健師 胡桃 30代メンズナース
訪問看護師をしています。

妻と子とのんびり暮らしています。
メインは看護・育児・お金などになりますがノンジャンルで発信していきます。

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