おはようございます!胡桃です!
さて、看護師に限らず職場には必ずと言っていいほど自分と合わない人、自分に対して攻撃的な言動をしてくる人、そしてクレーマーのような顧客や患者さんがいます。
患者さんの場合は認知症があったり、痛みがあったり、せん妄があったりと攻撃性に対して意味をもつものもあるかと思いますが、相手に悪意がなかったとしても攻撃をされるということは気持ちのいいものではないと思います。
私自身新人の頃はさまざまな悪口を言われパワハラのような言動もいくつも受けてきました。もちろん命の現場であり少しの判断ミスが命取りとなることもあり必要な指導ということもあったかと思いますが、毎日行きたくない、辛いと思いながら働いていました。自己啓発本も何冊も読みましたし辛いのは今だけと思ってなんとか数年頑張りましたが振り返ってみると不必要な指導もあったように感じます。
なぜ攻撃的な言動をするのか
新人看護師について結論から言えば自分の仕事が増えるということがあげられます。
ミスをされたら自分がやることが増える、教えるのに時間も手間もかかる、仕事に抜けがあると大変になる等々の理由があります。ただでさえ忙しい上に業務が増えるためピリピリしたり怒ってしまうことが増えてしまう悪循環に陥ります。チーム医療とはなんなのかとは思いますがなかなか協力的にわからないことを補え合える関係というものは難しいです。また、看護師の特性上すぐに辞めてしまったり異動してしまったりとせっかく教えてもいなくなってしまうことも多く教えたことが無駄になってしまうという懸念もあります。
・新人看護師の対策
では、どのように考えていけば良いのでしょうか。
他人を変えることはできない、そして他人は変えられないため自分が変わるしかないと本には書いてあります。また、辛い場所からは逃げた方がいいとも書いてあります。
私の考えとしてもまずは健康第一となります。心や身体が壊れてしまったら働くことすらできないためもう無理だと思ったら休職や異動、退職も視野に入ってきます。
3年働かないと技術が身に付かない、1年未満で辞めると次の仕事が見つからないと言われて引き止められることはあると思いますがこれは違います。もちろん技術がないと他の場所に行っても同じことを繰り返すことはあるかもしれませんが、少なくとも環境は変わるためまた違うやり方を考えることはできます。そして何より次に働くまでに心と身体を休めることもできます。退職することにもエネルギーがかなりいるためエネルギーがなくなる前に行動していかないと鬱になってしまうことに注意が必要です。
仕事に残る場合の考え方としてはまずは味方を見つけることです。同期でも上司でも相談できる人の存在は自分の中で大きく働きます。逆に誰にも頼れないと潰れてしまいます。
これらを踏まえた上で何ができていないのかを考えることになります。ある程度自立してくれば何か言われることも少なくなると思われるため知識や技術については毎日勉強する必要はありますが、その努力は無駄にならないと思います。
・意味もなく攻撃的な人
このタイプの人がいることも事実です。このタイプの人はできないからとか指導したくないとかそんな理由ではなくただ単に自分のストレスを発散するために行動してくるので避けるしかありません。指導担当となったらなんとかその日を乗り越えるしかないということもあると思います。(それが毎日だと疲弊してしまいますが)
そして何より自分をささえてくれることが看護観となります。
看護観については次回書いていこうかと思います。
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